Fisher&Paykel主催の第3回加温加湿器研究会に行ってまいりました。
演題は人工呼吸管理における最適な加温加湿とトラブル事例ということで、先生方のお話は在宅における人工呼吸管理においても為になるものでした。
改めて呼吸管理における加温加湿は、重要な役割を果たしていると勉強になりました。
研究会のお話を要約すると、
喀痰の排出メカニズムである線毛運動の維持において、患者様の口元に近い呼吸回路で、37~38℃で相対湿度100%(絶対湿度44mmg)、が最適であるということでした。
在宅での人工呼吸管理は院内よりも管理設備が整っているわけではありません。ですが工夫と応用で患者様のQOLの向上に繋げていきたいと思います。
マルコ福岡 緒方 |