平成23年7月15日、福岡県久留米市の新古賀病院記念講堂にて目でわかる「認知症ケア総合ツール:日本語版CPAT」講演会に参加しました。
演者は佐賀県小城市のひらまつレディースクリニック医師鐘ヶ江寿美子先生の講演でした。
CPATとはCare Planning Assessment Toolの略語でありオーストラリアで開発された総合評価票を日本の高齢者ケア制度や文化を考慮して一部改定したものです。
特徴としては、質問票を用いて認知症の方を総合的な視点で見ることができ、グラフとして可視化することによって、その方の状態像をひと目で理解でき、家族への説明や担当者会議において、わかりやすく、伝えやすいし、説得力がある。適切なケアを提供することができるツールです。
評価項目としては全質問0から3の4段階評価で61小項目、8大項目に分けることができます。点数が高いほど、評価対象者の障害や問題が大きいことを示してます。
今回の講義で私も日常業務でご高齢の方々と接し中には認知症の患者様もおられますので患者様とコミュニケーションを図るうえで参考になった有意義な講演会でした。
久留米在宅事業部 石川
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