在宅酸素療法とは目的適応疾患使用機器保険点数Q&A
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大気中には約21%の酸素がありますが、肺や心臓の病気などで、それだけでは不足することがあります。 そういう状態になったときは不足する酸素を補わなければなりません。 酸素療法とは、濃度の濃い酸素を吸入して充分な酸素を取り込み、酸素不足をおこしている細胞の酸素状態を改善することです。 「在宅」酸素療法とは、その酸素療法をご自宅で行うことなのです。
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生存期間の延長・心臓の負担の軽減、息切れの減少・症状の緩和・運動能力の改善
仕事や役割の継続・外出の機会が増える
安心感が得られる・満足感が得られる
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在宅酸素療法は慢性呼吸不全の人で症状の安定している人が対象となります。 慢性呼吸不全とは、肺気腫や慢性気管支炎など原因となる病気があるため、1ヶ月以上 呼吸不全の状態が続いていることをいいます。
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  酸素濃縮器とは空気を原料とし、90%以上の高濃度酸素を供給する器械です。 したがって器械に酸素を補充する必要はありません。   携帯用酸素ボンベとは、通院または外出するときに使用するボンベの事です。   吸気に反応して供給することで、酸素を節約できボンベの使用時間を延ばすことができます。
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父が在宅酸素療法を始めることになりました。家族が知っておくべきことを教えて下さい。
在宅酸素療法は家族の理解を得て協力してもらうことがぜひ必要です。
在宅酸素療法をしていますが、今度飛行機で旅行に行く計画を立てています。 どのような準備が必要ですか?
航空機の中には酸素ボンベのみ持ち込みが許可されています。 持ち込むときはあらかじめ申請をして許可を取る必要があります。 各航空会社によって規則が異なりますが、医師の診断書や酸素ボンベ操作に熟知した同伴者などが必要なことが多いようです。 詳しくは下記各航空会社にお問い合わせ下さい。 飛行機以外の公共輸送機関での酸素吸入は原則として可能ですが、安全確保のため吸入する場合はできる限り禁煙車両を利用する必要があります。 また必要ならば、宿泊先のホテルや旅館に酸素濃縮器を設置してもらえるか、酸素会社に相談しておきましょう。 その際宿泊先のホテルや旅館にも事前に連絡しておきましょう。最近は海外旅行でも、行先や旅行会社によっては現地の病院 や酸素会社を紹介してくれるところもあるようです。
ANA
全日空ツアー・アシスト・デスク
JALプライオリティ・ゲストサポート