平成23年8月20日(土)21日(日)の2日間に亘って行われ、福岡県久留米市の新古賀病院記念講堂にてチーム医療CE研究会主催の臨床セミナー『チームで行う呼吸療法を考えようパートⅡ~チーム活動をより質の高いものへ~』に参加致しました。この研究会は救急室や手術室、集中治療室などで働いていた技士達が中心となり、情報交換と自己研鑽(学問などを究める)の為のもので、メンバーは特定の職種に限定せず、臨床工学技士、理学療法士、臨床検査技師、看護師、歯科衛生士など多職種の方が参加し、日常現場でのスタッフの思いやジレンマなどを話し合う、とても熱い講演内容となっていました。休日にもかかわらず、会場は座る席が無くなるくらいの人が参加されていました。
講演は、全部で8講演あり2日間に分けて行われました。どの講演も興味深く拝聴させてもらいましたが、中でも私が一番興味深かったのは、神戸百年記念病院麻酔集中治療部・手術部「尾崎孝平先生」の『呼吸を診るとは・・・あなたはどこを診て、何をしていますか~』の講演でした。私たちは業者で、できることは限られていますが、患者様1人1人と真剣に向き合い、自身の知識とスキルを高め、患者様の状態を見て各医療機関への情報提供をする事で「チーム医療」に関われるのではないかと感じました。まだまだ足りない所だらけですが、日々努力して参ります。
最後に今回の講演をされた先生方、並びに臨床セミナーの関係者の皆様ありがとうございました。
日田営業所 佐藤
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